BUSINESS

事業案内

紙づくりに欠かせない『抄紙機』の据付で、国内トップクラスの実績。
確かな技術で信頼を集め、自動車・航空業界にも進出。

1948年に創業した松本鐵工所は、製紙会社の心臓とも言える『抄紙機』の据付において数々の実績を重ねてきました。全国各地の製紙会社や大手機械メーカーから据付とメンテナンスのご依頼をいただき、今では北海道から山口県まで広く拠点を展開しています。

私たちの強みは、大型産業機械の部品設計〜加工〜現場での組立および据付〜メンテナンスまで一貫して対応できる体制を確立していること。売上の6割以上を占める製紙業界のほか、自動車工場の大型設備や空港で使われるボーディングブリッジなど、各種設備の製造に対応しています。対応できる幅を広げられた原動力は、創業当時から据付で鍛えてきた技術です。かなりの大型機械でも“精度誤差0.02ミリ”で据え付けられる技術力がお客様に評価され、新たな仕事の引き合いをいただいてきました。

また、社員の平均勤続年数が25年という数字が示すように、松本鐵工所には技術やノウハウを継承し続けられる環境があります。図面から実際の作業をイメージし、組み立て時に想定される課題を検討して事前に相談できる—そんな“現場感覚”を持つ技術者が育つのも、着実に経験を積める場所ならではの強みと言えるかもしれません。

製紙業界は、書籍や雑誌の販売部数が減少するなど一つの転換期を迎えています。一方では、世界的な「脱プラスチック」の流れで紙食器や紙ストローを使う動きが広まったり、通信販売の盛り上がりにおいてダンボールの需要が高まったりと、急速に変化するトレンドのもとで確かなニーズが生まれています。

私たちはこれからも製紙業界での事業に注力しつつ、これまで自動車・航空などの異分野で事業を展開してきたように、培った技術力で臨機応変に対応しながら“新たな軸”と呼べる事業づくりに邁進します。

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