VOICES
社員紹介
チームでいつも頼られる存在を目指して。
技術を常に磨いていく。
苫小牧事業所 工事係 / 2018年入社
宮森 拓光
Miyamori Takumi
工業高校で電気を学んだ後、コミュニケーションスキルを身につけ成長したいと考え、大学は国際文化学部へ。就職は元来から“ものづくり”に関われる地元企業を志望し、教授や知人から「良い会社だよ」と薦められた松本鐵工所に就職を決めた。趣味は旅行やドライブ。タイミングを見つけて出かけて楽しんでいる。
松本鐵工所は製紙業界のお客様が多く、私は製紙業を営むお客様の工場にて機械の据付・整備を中心に担当しています。取り扱う機械は、連続して紙を製造する『抄紙機』など様々です。日常的には、すでに設置されている機械の整備が多くなっています。
一枚一枚がとても薄い紙を作る機械ですから、整備を進める際には正確さが求められます。機械が常に安定した紙質で製造するためには、1/100ミリレベルで機械を調整する技術力と集中力が欠かせません。「このナットをこれくらい締めたら、このくらい動くだろう」とイメージしながら作業を進め、上手く調整できたときには達成感を覚えます。
私が所属する部署には、20年以上の豊富な経験を持つ先輩が多数おります。入社当初は、頼りになる先輩の“技”を間近で見て、仕事のポイントを学びました。質問には的確に答えていただきましたし、時にはシビアに仕事へと臨む大切さも教えていただいて。経験を積みながら、出来る仕事の幅を着実に広げられたと思います。
今後は、先輩から「こいつに任せれば大丈夫だ」と信頼されるように。そして、後輩から頼られる存在となれるよう、技術を磨いていきたいです。
自ら動く大切さを知り着実に成長。
技術者としてステップアップを目指す。
苫小牧事業所 工事係 / 2019年入社
上田 怜希也
Ueda Rekiya
高校では総合コースに在籍し、幅広い領域で学ぶ。小さな頃から手を動かすことが好きで、プラモデルをつくって楽しんだり、木材で本棚をつくったりと“ものづくり”に興味を持つなかで当社に入社。趣味はプラモデルづくりのほか、漫画を読むなどインドアの時間を楽しんでいる。
以前から“ものづくり”に興味はありましたが、入社後に初めて見る工具も多く、まずは教育担当の先輩のもとで工具の名前と使い方を覚えるところからスタートしました。一ヶ月ほどの研修期間で実践とテストを繰り返しながら、着実に知識を身につけられたと思います。
現場では、様々な機械の部品交換や調整を担当しています。工事には様々な方法や手順があり、作業をしながら新たなやり方を覚えなければなりません。私はコミュニケーションが上手なほうではなく、最初は周囲に相談しようにもなかなか動けずにいました。ですが「自分から動こう」と意識を変え、都度タイミングを見つけて積極的に先輩と話すことで、今では色々とアドバイスをいただけるような関係を築けました。
最近は対応できる作業が少しずつ増え、仕事の面白さも感じられるようになりました。先輩からは「自分がやりやすいように、考えて進めるように」とアドバイスを受けており、正確さと効率を意識して作業を進めています。先日は初めて道内の現場に出張し、他拠点の方々と一緒に作業しました。今後もたくさんの経験を積んで、初心を忘れずに成長していきたいですね。
現状にとどまらず、踏み出した変化の時。
挑戦はこれからも続いていく。
本社 技術開発室 設計課 / 2002年入社
影山 篤志
Kageyama Atsushi
釧路市で生まれ育ち、札幌市内の大学に進学。工学部では機械科を専攻し、学びを地元企業で活かしたいと松本鐵工所に入社。2002年の入社時に配属された釧路の拠点で活躍し、2021年には本社に異動。休日は家族との時間を過ごしており、ショッピングや食事に出かけることを楽しんでいる。
釧路では、製紙業界のお客様が機械を導入する際に簡単な図面をいただき、実際に機械を据え付ける際に必要なプロセスを踏まえて設計していました。それに加え、本社ではお客様のニーズにゼロから応える“提案型”の設計にも対応しています。
当社の設計担当は、現地調査・図面作成・機械の据付時の立ち合いと、一連のプロセスに関われる面白さがあります。細やかな調整が必要な際には改善案を考え、工事担当とチームワークで対応するように現場を動かす責任感は求められますが、それもこのポジションの醍醐味です。
本社には、製紙・自動車・航空など様々な案件があり、設計の規模や求められるレベルもこれまでと異なります。設計担当として挑戦したい気持ちは持っていたので、40代に入ったタイミングでこうした機会をいただけたことは率直に嬉しいですね。
新たな環境に身を移すなかで、改めて感じたことは一緒に働くメンバーの良さです。松本鐵工所には、先輩・後輩分け隔てなく相談でき、若い世代の意見やアイデアも聞き入れる土壌があります。私も周囲のメンバーに刺激を受けながら知識を広げ、多様な案件に携われればと思います。